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エコカー減税への違和感

ワシは、今朝も楽しくS2000で山を流してきたわけですが、その際にここ数週間にわたって「エコカー減税とそれによって創出される(とされる)需要」とやらに対して、モヤモヤしていたものが少し言語化できました。書いてみたらそんなことかって感じですが。

クルマって、どういう理由で購入して使うのか?ワシの場合は、運転そのものが楽しい(S2000)・モノを運ぶのに便利(ハイエース)ということになります。買物に便利・子供の送迎に便利など、結局は移動輸送手段としての優位性に起因する場合が大半と考えます。

が、「大気を中心とした環境を改善するため」というヒトは皆無でしょう。言うまでもなくクルマはそういう目的を達成するためのモノではないです。ワシの知る限り、何処かのえらいさんが言ってた「走れば走るほど空気がきれいになる車」は、(理想形のひとつではありますが)今の技術では存在しません。

エコカー→環境改善という短絡的な、エコカーがさも環境改善に貢献するかのような「偽装と言ってもいい状況」に違和感を感じてたんですね。「進行を遅らせる薬」を「完治させる薬」として売っている感じです。

燃費向上・有害排出物低減と言ったって、そこには従来車比というのが隠れているわけですし、買い替えた方が環境負荷が低いかどうかは、well-to-wheel、mine-to-scrapのライフサイクルで見た場合には怪しい場合も多々あるでしょう。

そうは言っても、そうして創られた需要でクルマ屋さんの売上・利益が上向くことがあれば、その恩恵を受ける立場にいることもまた事実なのが複雑なところです。こういう「エコバブル」とでも言う状況は、遠くない将来はじけるでしょうから、バカ騒ぎに惑わされず、ホントにイイもの(対環境に限らず)を考えなきゃなぁと思う今日この頃です。

P.S.
もっと直接的に「飯の種」の心配事項として書くと、環境性能だけでクルマを選ぶ人は極少数だということは容易に想像できると思うんですが、今のクルマ屋さん(特にマーケティングの人)はそうは思ってないみたいなのが心配…。他の魅力をアピールする姿勢が全く感じられないんですよねぇ。

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コメント

自分は一般庶民が200万のエコカーを安いと買える世の中に疑問を感じます。

税金が軽並みに安く、素敵なデザイン、燃費が良くて、1300cc位のサイズで¥100万 なんてエコカーあったら購入考えます。

投稿: rock | 2009/04/27 22:51

rockさん>

ちょっと前までの軽って、シティコミューターとしてなかなかの規格だと思ってたんですが、ワゴンRあたり以来、各社が追従して、重くて軽快さのないモノが大半になってしまいました。

創需という点では優れた企画だったんでしょうが、裏返せば結局はそこそこ広い車がやっぱり欲しいのねと。

660ccでがんばるより、1000~1500ccエンジンの高効率領域を使うクルマの企画をしっかりやればいいと思うのは同感です。

投稿: NJ | 2009/04/29 10:59

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